To be or not to be

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「頑張る」「頑張らない」の問題ではない

note.mu

 

このテキストの大きな勘違いは、「頑張る」「頑張らない」の問題ではないこと。新しいデジタルツールを使うのに「頑張り」はいらないし、年齢がハードルにならないことは、LINEのユーザー層遷移をみればわかる(いまや50代以上も普通にLINEを使っている)。

一番の障壁は「頑張り」じゃなくて「新しいものへの忌避」と「過去の習慣へのこだわり」なんですよね。個人レベルでは、イノベーションのスピードアップはそれほど問題にならない。なぜなら、イノベーションとは、潜在顕在を問わず、現在の課題を解決して便利を提供することで、人間は新しい便利を享受することに貪欲だから。

職業的に淘汰される側に立たされたときは、早めに自分の強みが生かせる隣接分野に引っ越せばいいわけで、エルメスがやったのもそれだし、最近でも銀塩フィルムから化学製品に移行した富士フイルムの例がある。ここもほぼ心理的な問題だと思う。

フリードマンの新著で取り上げられているように、イノベーションはこれからまだどんどん加速する。時代に取り残されないで生きるには、なにより柔軟であることなんでしょうね。