To be or not to be

好きなことを書き散らします

「さくら学院☆2019 ~転入生オリエンテーション~」負けず嫌いが作る笑いと感動

昨日はみなとみらいで、さくら学院の6月の恒例行事「転入生オリエンテーション」の1限目をみてきました。毎年、小中学生が身長や前屈を計ったり腕相撲やゴムボールの遠投をするだけの、ひたすら穏やかで平和なイベント…のはずが、なぜか1時間ずっと抱腹絶倒…

梅雨なので「アシックスウォーキング」専門店で防水シューズを買った

久しぶりに散財しました。普段履いているロックポートのローファー風ウォーキングシューズがボロボロなので、梅雨が来たこともあって、「ゴアテックスの防水シューズを買おう」と調べているうちに、結局、自由が丘にあるアシックスのショップに行って、足の…

音楽映画でロードムービーで痛くて切なくて優しい『さよならくちびる』が良かった

映画『さよならくちびる』を見てきました。ひさしぶりに「映画らしい映画を見たなー」という感じの、脚本も映像も非常に丁寧に作り込まれた青春映画であり、音楽映画であり、よくできたロードムービーでした。 女性二人組の音楽ユニット『ハルレオ』が、ブレ…

アイドルは誰がために歌い踊るのか? 東京女子流【CONCERT*07「10年目のはじまり」】

昨夜は中野サンプラザで4人組女性"アイドル"『東京女子流』のコンサートに行ってきました。 一部のDJタイム以外は全曲に生バンドがついて、ファンキーなアレンジの最近の大人っぽい楽曲も、初期のアイドル曲も全部入りの楽しい構成でした。 とても素晴らしい…

『莉音さんバンド』のライブがめちゃ熱かった

昨夜は、珍しく男性ロックバンドのライブ『LIVE KITCHEN! -RINON SAN BAND JAPAN LIVE 2019〜お元気ですか?僕たちは元気です〜』に行ってきました。 ただ、ひたすらに熱く激しい、熱唱とライブパフォーマンスでした。 『莉音さんバンド』は、アイドルグルー…

マスコミが作る『貧困時代』のイメージ

toyokeizai.net これをもって「貧困強制時代」というのは随分無理があるなあ、と思いつつ、ちょっと前に話題になった「1文字=1円」ライターの件と共通する残念さはありますね。 いま、フリーで食べて行けている人って、それぞれ形は違えど自分のスキルをお金…

『エロティック・ジャポン』と日本人のフェティシズム

昔買った『エロティック・ジャポン』を今さら、読んでみた。古今の日本のセックス文化をフランス人著者が収集して分析した2006年ごろの本で、よく調べているので資料的価値は高いと思う。でも、著者が描き出す“日本人のセックス感”についてのストーリーが微…

14歳女子の本気に大人がタジタジ『さくら学院 2019年度 ~転入式~』

まさか『さくら学院』がネットのゴシップニュースの上位にランキングされる日がこようとは(笑) www.daily.co.jp 現場にいたのですが、14歳女子の真剣の前に、業界の重鎮がタジタジとなる、という非常に面白いドキュメンタリーが見られました。 連休最終日…

『ベイビーレイズJAPAN』の戦い

昨年9月に解散した『ベイビーレイズJAPAN』の日比谷野外音楽堂でのライブビデオBDを繰り返し見ている。 1度はワンマンライブを観に行きたいと思っていたのに、とうとうその機会がないまま、彼女たちはアッサリと解散してしまった。誰もが「いよいよ、これか…

「希望格差」じゃなくて「想像力格差」なんだよ

news.yahoo.co.jp よく「希望格差」の社会とはいうけど、今の時代には、僕らの若い頃にはなかった可能性がイッパイある。だって、誰もがスマホという超強力で低価格な万能コンピュータを持っていて、インターネットを通じて、日本中、世界中にリーチできる。…

「頑張る」「頑張らない」の問題ではない

note.mu このテキストの大きな勘違いは、「頑張る」「頑張らない」の問題ではないこと。新しいデジタルツールを使うのに「頑張り」はいらないし、年齢がハードルにならないことは、LINEのユーザー層遷移をみればわかる(いまや50代以上も普通にLINEを使って…

『Dorothy Little Happy』という胡蝶の夢

久しぶりに『Dorothy Little Happy』を観たくなって、2015年7月の5人体制ラストライブをつまみ食いしてたら、結局、2017年8月の一夜限りの復活ライブをYouTubeでまるごと観てしまいました。 2010年結成、女の子5人組の仙台ローカルアイドル。黒髪にミディア…

『Fate/Zero』と、すべてを説明しないと気が済まない症候群

Amazon Prime でアニメ『Fate/Zero』 のシーズン2が無料だったので、ついつい全話観てしまいました。 アーサー王やギルガメッシュなど古今東西の神話伝承や歴史上の英雄を呼び出して戦わせ、7人の魔術師たちが聖杯を奪い合うというファンタジー作品。主人公…

アイドルとコール、もしくは呪術的な「祭礼」としてのアイドルライブについて

■なぜ、歌っているときに観客が叫ぶのか アイドルをよく知らない人にとって、もっとも許容しがたいのが観客が叫ぶ「コール」かも知れませんね。 「なんで、歌手が歌っているのに、観客が大声あげるのか。静かに聞け! じゃなきゃ出て行け!」 と思ってらっし…

アイドルは意外と客を覚えている

アイドルは意外と客を覚えている、という話。 アイドルオタクじゃない人には信じがたい話のひとつに、アイドルが個々のファンの顔とか名前を覚えているという話。もちろん一見さんじゃだめだけど、繰り返し行っていると普通に覚えられるものらしい。 まあ、…

Fullfull Pocket(フルフルポケット)『Pop Classic LIVE TOUR 2018-2019~POP!POP!FINAL!~』

昨日は、渋谷WWWでアイドルユニット「Fullfull pocket」(フルポケ)のライブに行ってきました。 https://twitter.com/fullfullpocket/status/1122156168149815296 フルポケは、元々は日本唐揚協会とタイアップした「からっと☆」というグループでした。2010…

「日本では強い女の子は圧倒的に損なのだ」という謎

「日本では強い女の子は圧倒的に損なのだ」 https://www.hayakawabooks.com/n/n43e828d04384 これたぶん、全国平均的には事実なんだろう。僕自身は、いろいろな会社を転々としてきたけど、どこも大きくても小さくてもITでベンチャーだったから、比較的民主的…

武藤彩未『前夜祭ライブ 〜平成ラストバースデーライブ〜』

昨夜は渋谷WWW Xで、武藤彩未さんのライブに行ってきました。ギター、ベース、ドラム、キーボードの4ピースのバックバンド、それもキーホードは、中島みゆきのバンマスなどを勤める大御所の小林信吾さんが担当するという、贅沢な編成。オリジナル曲のほか、…

読書メモ『グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉』

「サクラ散るダークネス」という魅力的だけど、コンセプトがいまいち見えない2019年4月のスゴ本オフオフで、猛烈に魅力的だった1冊を無事ゲットして、公私ともに忙しいのにとりつかれたように読みふけってしまいました。 舞台は、南欧の小さな港町をイメージ…

劇メシ4月公演『キツネたちが円舞る夜』

昨夜は、代官山のカフェレストランで、「劇メシ」というお芝居を見てきました。レストランの空間全体を使って、誘拐犯に指定された身代金をめぐるドタバタコメディが展開されるんですが、最後はよくできたマジックのような衝撃が待っています。非常にエキサ…

「さくら学院 2018年度 謝恩会」

ここ最近、アイドルグループ内のイジメや、ファンの暴力、運営の保身と無策など、さまざまな闇が世間で問題となっていますが、その対極にあるような慈愛と共感に満ちたイベントに行って、日常の塵芥に汚れた心の洗濯をしてきました 4月6日、タワーレコード渋…

「Google スプレッドシート」の便利さについて

10数年前、まだライブドアという会社で働いていた頃だと思いますが、Google スプレッドシートの原型となったWebサービスが登場して、「面白いけど仕事には使えないね」と思ったものですが。いまはもう、完全にGoogle スプレッドシート漬け。仕事のあらゆるデ…

ミュージカルは、なんで突然歌い出すのか問題

ミュージカルは、なんで突然歌い出すのか問題について。 アイドルの中でも歌が好きな子たちは、けっこう唐突に歌いだすようなので、実は日常にまったくないことでは、ないのかもしれない。ももクロの子たちは、雑誌の取材中に突然歌い出す様子が書かれていた…

さくら学院「The Road to Graduation 2018 Final ~さくら学院 2018年度 卒業~」

この週末は土曜日に神奈川県民ホール大ホールで、"成長期限定ユニット" 『さくら学院』の2018年度卒業式ライブに参列。日曜日は新宿バルト9で、同卒業式のライブビューイング(LV)を鑑賞してきました。 卒業式はJK1の娘と行きましたが、競争率が高くて、も…

さくら学院「The Road to Graduation 2018 ~Happy Valentine~」

先週末、というか連休の最終日に「さくら学院」のバレンタインライブを赤坂BLITZで昼夜2公演見てきました。例年以上にクオリティの高い、大人顔負けの歌とダンスを堪能し、「父兄」と呼ばれるファン仲間で終電近くまで赤坂の居酒屋で飲み明かし、語り明かし…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」「同・破」

なんかアニメづいて「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」「同・破」を鑑賞。今月いっぱい無料で観られるそうで。久しぶりに観ると、本当に面白いし、「ヤシマ作戦」はシン・ゴジラの原点ですね。それにしても、よくできたリメイクだなと。一世を風靡したTVシリ…

「戦艦ポチョムキン」と「ストライキ」

今日は5年ぶりに映画コミュニティ「映画を語ろう」のみなさんと映画鑑賞会。早稲田松竹で「戦艦ポチョムキン」と「ストライキ」というソ連の大映画監督エイゼンシュタインのサイレント映画を見てきました。ポチョムキンは映画史などで必ず名前が挙がる歴史的…

「オタク」という言葉について

「オタク」という言葉は、僕の編集者としての一番の師匠であるエンドウさんが発明したのだけど、本人から改めて意図を聞いたことはありません。 始めて「オタク」という言葉に接したのは80年代の月刊OUTの『愛はオタクを救う』という巻頭特集でした。その記…

父兄だらけのワンダフルナイト

昨夜はさくら学院ファンによるファンイベント「父兄だらけのワンダフルナイト」に行ってきました。 『さくら学院』というのは「中学を卒業するまで」と期間を限定してハードな課題を次々と与えることで、少女たちがもの凄い勢いで成長し「完全燃焼」する姿を…

「バラモン左翼 VS 商人右翼」

ピケティの「バラモン左翼 VS 商人右翼」という論文が話題になってるみたいですね。 インドのカースト制度では、知識層のバラモン(僧侶)と、力のあるバイシャ(軍人)、シュードラ(商人)が社会の上位を占めている。 それと同じように現代の政治も、高学…