To be or not to be

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「戦艦ポチョムキン」と「ストライキ」

今日は5年ぶりに映画コミュニティ「映画を語ろう」のみなさんと映画鑑賞会。早稲田松竹で「戦艦ポチョムキン」と「ストライキ」というソ連大映画監督エイゼンシュタインサイレント映画を見てきました。ポチョムキンは映画史などで必ず名前が挙がる歴史的な作品ですが、見るのは初めて。しかし、その後の映画に大きな影響を与えたというのは、本当に納得でした。両作品ともに、非常に凝った構図や動きのカットの積み重ねで、そのひとつひとつがどこかで見たようなものばかり。ポチョムキンの階段の虐殺シーンはとくに有名ですが、戦艦の上に水兵が鈴なりに並ぶモブシーンなども宮崎駿のアニメでおなじみな感じです。
昔から名前だけは知ってた作品なので、映画館で見られるこの機会にぜひ、と見に行ったのですが、約100年前の映画とは思えないスケールとダイナミックさと絵づくりの巧みさに驚かされました。逆に行うと、映画の表現ってこの100年間にそんなに進歩してないのかも、とも思ってしまいましたが。

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