To be or not to be

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マスコミが作る『貧困時代』のイメージ

toyokeizai.net

 

これをもって「貧困強制時代」というのは随分無理があるなあ、と思いつつ、ちょっと前に話題になった「1文字=1円」ライターの件と共通する残念さはありますね。

いま、フリーで食べて行けている人って、それぞれ形は違えど自分のスキルをお金に換えるにはどういう価値を提供すればいいかを学ぶ修行期間=投資期間があったはず。それは、いま成功しているブロガーでもYouTuberでもインスタグラマーでも、意識したかどうかは別として、必ず自分の中か外に価値を蓄積する期間がなきゃできない。(外に蓄積するってのは、自分のブランドでアウトプットするってことです。ブログでもなんでも)

ところが、それに気がつかずに自分の中に何も価値を蓄積せずに、世の中に打って出てしまい、自活できるだけの対価を得られずに「こんなはずじゃなかった」となるのが、この文中のシンヤさんみたいな人の末路にありがちかなと。世の中の仕組みやノウハウを学ぶことも大事なんだけど、大事なのは「蓄積」だと、誰か彼に教えてあげて。(ゲーム実況をちゃんとマネタイズすればいいのに)

これを記事にしている、新聞記者出身の自称「ジャーナリスト」さんの「社会は誰も彼もやさしく救わなければならない」という意識があまりにお花畑すぎて、xx民主党な野党の方々の頭のなかもこんなかなと感じつつ、やっぱベーシックインカムがあれば、こういう不器用なチャレンジャーも時間をかけて挑戦できていいんじゃないかなとも思いました。